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ナマズ米

ナマズと言えば地震、長〜い口ひげ、べたーっとしたひょうきんな顔、ぬめぬめしている・・・などが印象としてあげられると思います・・・。
が、十文字町睦合小学校では、ナマズと言えばなんです!
えーーーっ!?ナマズと米、一体どういう間柄なのでしょう。

みなさん合鴨農法はご存知ですか。田んぼに合鴨を入れて、草や害虫を食べてもらうんです。その結果、農薬や化学肥料を使わない安全で安心なお米ができます。
その合鴨の役割をナマズが果たすという訳です。
「ナマズ農法」というのは調べても見つからないようですが、草が生えにくくなったり、ナマズが動くことで田んぼのガスが抜けるなどの効果があるそうです。

今日は、地域の農家斎藤さんと睦合小学校5年生のみんなでナマズを田んぼに放しました。

田んぼに放される前のナマズ。ゆ〜たり泳いでます。
地震は予知できるのに、この後ナマズ自身にものすんごいことが起こることは予知できなかったんですね〜。

斎藤さんは「とにかく農業は楽しくなきゃ!楽しいば、この子たちも将来農業やるべった!そしてこの地域が元気になるべった!わっはっはっ・・・。」と田んぼに放す前のナマズを堰(農業用水路)に入れ、それを児童につかみ獲りさせるという楽しい体験を用意してくれました。

ナマズにしたら一大事!20人もの子どもたちがナマズを捕まえようと必死。ナマズは生死にかかわる大問題、逃げようと必死です。子どもたちとナマズの壮絶な捕り物合戦がくりひろげられました。結果子どもたちは泥まみれ。

とったどぉーーーーーっ!!!


うぇ〜〜、ぬるぬるして気持ち悪〜い。

ナマズを獲る事が目的ではないのですが、この達成感に満ちた顔・・・輝いてますね!

さぁ、いよいよナマズが田んぼに放されました。今後ナマズが活躍しやすいように溝切りと草取り(除草)も行いました。この作業が本当に大変そうです。

農薬や除草剤を使わないということは、その分人間の力が必要なこと。
ナマズやザッコがいる田んぼは安全なあかし。
昔から受け継がれてきた伝統的農村風景が戻ってきたような気がしました。

斎藤さんはこのナマズ米で地域おこしができればと語っています。
「事実、昨年の宮城県内陸大地震の時ここは大きな被害もなかった。これもナマズのおかげ。ナマズ米を食べれば地震が予知できちゃったりして!?」

ん〜・・・、そのような特殊能力が付くかどうかは別としても、食べたらうめっ!ことには違いありませんね。
特に一生懸命農作業を行った睦合小の子どもたちにとっては格別の味になることでしょう!

ナマズ米で地域が元気になるように、そして地域特産品になるように、ナマズたちにエールをおくります。
フレー、フレー、ナ・マ・ズ!

posted by: marketing | マーケティングから | 17:35 | - | - |-
空に浮かぶ謎の物体

自称日本大袈裟協会 会長のかなちゃんです。

こうも暑いと、人は時として幻覚を見てしまうものなのでしょうか。
青い空に丸〜い物体が浮かんでるような・・・。
う、浮かんでるーーーーーっ!!!

あ、あの緑の物体は何だぁーーーっ!
空飛ぶ円盤・・・UFO、地球外知的生命体の乗り物か!


その謎の物体の正体は・・・、かぼちゃ
乗り物で言うと、地球外生命体のものではなくシンデレラの乗り物ですよねぇ。

だいぶ話がエキセントリックな方向に流れてしまいましたが、UFOや乗り物の話をしたいのではないのですよ!

実はこの空飛ぶ?浮かぶ?宇宙系かぼちゃ(仮称)は、横手市実験農場で実験的に栽培されているかぼちゃなんです。

通常、かぼちゃは地面をはったツルにゴロンゴロンとなっていますよね。
この栽培方法は「立体栽培」といって、場所を有効利用できること、かぼちゃのおしりが地面につかないため色が変わらない、ムラが出ない、きれいであること、太陽の光がたっぷりと当たるので甘くて濃厚な味になることなどの特徴があるそうです。

それにしても、こんなに大きなかぼちゃがぶら下がっていても茎が折れたり、重みでツルが切れたりしないんですねぇ。UFOも不思議だけど、このかぼちゃだって十分不思議!

横手市や横手の農家さんたちは、よりおいしく、色形のいい、栄養がぎゅっと詰め込まれた元気な野菜を作るのに日々努力や研究をしているんですね。
ちなみに私はこのかぼちゃを食べたことないんですが、食べた方からその味を伺ったところ、本当に甘くて「うめっ!」らしいのですよ。

食べたいなぁ、食べたいなぁ、皆さんもそう思いません?
どうかこの栽培方法が広がって、宇宙系かぼちゃ(仮称)が横手の特産品になりますように!
「うめっ!」が銀河宇宙まで広がりますように!

posted by: marketing | マーケティングから | 17:25 | - | - |-
あやめのお花見に

「暑い」って言ったら罰金!と言い出しておきながら、一番に「暑い!」と言ってしまうかなちゃんです。もちろん罰金は払いませんけど。

いや〜、それにしてもぬぐいっすねぇ。例年6月ってこんなでしたっけ?この調子で行くと、真夏はどうなることやら・・・、恐ろしくて考えたくもありません。

さて、そんな暑がりのみなさん、もちろん暑がりじゃない方も、今週末から始まる平鹿町浅舞公園の「あやめまつり」に行ってみてはいかがでしょう!
色とりどりのあやめ50万本が咲く様子を見れば、きっと心がすーっと涼やかに和むはずです。

「お花もいいけど、おいしいもの食べたいわ!」という花より団子派のみなさんへ。
お花見には花見団子がつきもの。あやめのお花見にぴったりな、うめっお団子を紹介します。

その名も「あやめだんご」

団子の部分はよもぎが入ったほろにが系、それを惜しげもなくこしあんが包み込み、草団子とこしあんの絶妙なコラボレーションがお口の中いっぱいに広がります。
子どもからお年寄り、甘いのが苦手な男性まで幅広く愛されている味です。


そして、最近「あやめまつり」の定番になってきた「長まじゅうまき」
えっーーー!!!お饅頭をまくですって!?

はい、まきます。しかも思いっきり盛大に!私も以前参加したことありますが、それはそれは凄い事になります。
ある意味お祭りと言うよりはスポーツ、格闘技と言っていいでしょう!
涼しくなるどころか、ゴーーーっと熱く燃えたぎってきます!

まかれるお饅頭は浅舞に江戸時代から伝わる名物まんじゅうで、形が小判型なのが特徴です。
なぜこのような形になったのかわかりませんが、この形のほうが口にすっと入って食べやすいような気がします。

「あやめまつり」イベント情報等は、横手市ホームページ上に詳細が載っていますので、そちらをご覧ください。

ご紹介しました「あやめだんご」「長まんじゅう」は公園内売店テントでお求めになれますよ!

結局あやめまつりに行くと涼しくなるの?暑くなるの?
んー・・・・・・。どっちも味わえるお徳イベントです。

posted by: marketing | マーケティングから | 12:25 | - | - |-
シシリアンルージュ物語Vol.2
コレステロール、血圧、中性脂肪・・・これ、全部私が高レベルをキープしているものたちです・・・はい。

そんなかなちゃん、またはかなちゃんみたいな人に超オススメ情報!
全知全能の神みたいな食べ物・・・それがトマトです。

トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われているほど、トマトは栄養価の高い健康野菜です。

トマトの効能をあげると
    
    ・生活習慣病・ガンの予防
    ・血液サラサラ効果
    ・脂肪燃焼促進・整腸作用・便秘解消
    ・夏バテ予防
    ・美白効果

すばらしい!ほんと、医者要らずの薬いらずですね。

トマトにはビタミンの他に、カリウム、ミネラルが多く含まれていますが、中でも特に多く含まれている可愛らしい妖精のような名前のリコピンが超優れもので、一人でいろんな悪から守ってくれたり闘ってくれたりしているわけです。

ささっ、ここからは美肌を求める女性の方必見です!

リコピン
は活性酸素を除去してくれる抗酸化物質です。んー、難しい。
簡単に言うと、活性酸素(悪者)が体内で増えると体が錆ちゃった状態になるんです。その錆を取り除くのが抗酸化物質なのです!
錆が取り除かれたお肌は、つーるつる、ピーカピカ!美白効果も絶大!

リコピンはトマトに含まれる赤い色素です。なので、より赤いトマトを選ぶと効果もあがるんだそうですよ。

そのリコピンが、シシリアンルージュには大玉のトマトに比べ、なんと!
約8倍含まれているんだそうです。
さらに!オリーブ油と炒めて食べると吸収率がさらにUP!

つまり!シシリアンルージュは生で食べても十分おいしいのですが、生で食べるのは実にもったいないトマトなのです。
シシリアンルージュは加熱することによって甘味も増します。それはグルタミン酸(旨み成分)という天然だしが約3倍含まれているからなんだそうです。

こちら、シシリアンルージュとモツァレラチーズの冷製パスタ。
オリーブオイルと塩コショウで味付けしただけのシンプルな味付けですが、その分トマトの甘味が際立って「うめっ!」


これは卵スープです。とてもあっさりとした味付けですが、トマトの爽やかな酸味と天然だしのグルタミン酸がスープにコクと深みを加えます。

単にオリーブオイルで炒め、塩コショウで味を調えただけでも、十分おしゃれな一品料理になりますよ!

横手市内のスーパーでは7月から販売される予定です。
みなさん、シシリアントマトを食べて健康になりましょう!

さて、うちの「ミネちゃん・バルちゃん成長日記Vol.3」

バルちゃん(バル・サミ子)が実をつけました。かわいいもんですね。孫を見守るばあちゃんの心境になってきました。

とかなんとか言って結局食べるんですが、この実が赤くなって毎日私が食べるようになれば、私は超健康体になるわけです!

がんばれ、ミネちゃん・バルちゃん!そして自分!
目指せ、脱メタボ!
posted by: marketing | マーケティングから | 09:15 | - | - |-
じゅんさい ツルっ!

ぬぐいーーーーーっ!!!私の周りだけ気温が高いと思うんだけど!?

こんな時は、見ただけで涼しくなる話題をお届けしちゃいます!

初夏の風物詩「じゅんさい」
ぬるっとしているけど、つるつるって食べれちゃう喉ごしのよさは初夏にぴったりの味です。でも、じゅんさいって一体何者でどこに生息しているの?

はっ、想い出した!高校生の時、自転車通学してたんだけど、途中の沼か池みたいなところで、丸〜いたらいに乗ってじゅんさい採っている光景を・・・。

今でもあのあたりでじゅんさいを採っているのでしょうか・・・。気になるので行ってみることに。

そこは平鹿の本堂という地区で、大小の沼があちらこちらに点在しています。道路から近い沼を見てもそれらしい植物はありません。思い切って道路端の畑で作業していたご夫婦にお聞きしたところ、「あなた一人で行ったら迷うし、車を落としてしまうかも知れね、連れてってあげるよ。」とご親切にも案内してくださいました。

「んーーー、これはすごい道だ!私ひとりだとやっぱり迷うなぁ、しかもマジで車落としそう・・・。」国道からそう離れていないところに、こんな秘境のようなところがあったとは・・・びっくりです。


わぉーーーっ!タイムスリップ!
行き止まりのその先に、昔見た光景が広がっていました。

たらいではなかったけど手作り風の浮舟が、じゅんさいで覆われた沼に5艘浮かんでました。
多分私が乗ったら確実に転覆していると思われる舟を、見事なバランス感覚で操作し、ただ、ただ、もくもくとじゅんさいを採っていました。
この無数の葉っぱの下にあるだろうじゅんさいを採りつくすのに、一体何日かかるのかって想像したら、自分が採ってるわけでもないのに途方に暮れてしまいました。


案内をしてくださった奥様のお宅でも、おばあちゃんがじゅんさいを採っているんだそうです。
岸から近い葉っぱを棒で引き寄せて、じゅんさいを見せてくれました。

じゅんさいは、スイレン科の仲間で葉を水面に浮かべている水草です。その若芽や若葉の部分を食するのだそうです。じゅんさいは水のきれいなところにしか生殖しません。

いつも思うことですが、初めてナマコやウニを食べようとした人ってどんな人だろう。
そしてじゅんさい・・・。これを初めて食べた人だって勇気がありますよ。だって、葉っぱがゼリーみたいなもので覆われヌルヌルするんですよ!

「ぬなわ」と呼ばれていたじゅんさいは「万葉集」でも歌われているとのこと。はぁ〜、歴史ある食べ物ですね。

食の豊かなこの時代。人工的に作られたおいしい食べ物は山とあります。その反面、環境などの変化によって絶滅してしまった植物もたくさんあるはずです。

でも、じゅんさいは1400年以上も昔から味も形も変わらず、自然が作り上げたそのままの味が受け継がれ、親しまれているのです。

これって、なんだか嬉しいことです。美しい自然や環境も受け継がれていることだから。


初めてじゅんさいを食べた秋田県人は「うめっ!」って言ったのかな。

posted by: marketing | マーケティングから | 22:00 | - | - |-
チーム・プラスYの輪
最近、会話してて、「あれ、あそこのお店、あの人、ほら、顔の大きい人・・・」などと固有名詞がポンッと出てこなくなってきたんです。思い出すのにすんごく時間がかかって、特に人の名前を思い出したいときなんか、「あ・い・う・え・お、か・き・・・」と五十音を口にしたりして・・・。それって、老化の始まりですかね。怖いわ〜。

でも、昨日の夜に食べたもの、お店で食べたもの、うめがったものなど、横手産の食に関することは結構パッと思い出せたりします。

これはやっぱり、私自身が食いしん坊っていうのもあるけど、「チーム・プラスY」に参加して宣言したからじゃないかなぁって思うんです。私の宣言は、「横手食の伝道師になって、うめっを全世界に発信します!」と大きく出てしまったので、やっぱり今までよりは食に対する意識が違ってきます。ただなんとな〜く食べるのと、ちょっと心の隅に宣言をおいて食べるのとでは、結構違うんだなと最近思うようになりました。

6月1日からスタートした「チーム・プラスY」。
個人や団体、お店、学校など、いろんな方々が「プラスY宣言!」してくださってます。

ある野球チームの宣言
  「反省会では、地産のおつまみで、おいしく乾杯します」

ある男性の方の宣言
  「私は横手産の新鮮な野菜を毎週買って、毎日食べて、すくすく育 
  ち、その良さを家族や友人にPRするぞ!」


どちらもなんて素敵なんでしょうね!気持ちが盛り上がってきますね。

若者だって宣言しますよ!今日は「増田高校農業クラブ」120人を代表して、お二人の生徒さんが「プラスY宣言!」を持ってきてくれました。

「私達は横手産の食材を活用した地域活性化につながるメニューの研究をします。」

実に素晴らしい!(なんか偉そうでゴメンナサイ・・・)

かなちゃんだって高校生の時があったんですよ。何でもできそうな気がしたし、とにかく何かやってみたい、でも、その「何」かがわからない。無駄なパワーだけはあったような気がするんです。

でも、今時の高校生は本当にしっかりしてますよねぇ。やりたいこともはっきりしてるし、行動力もある。見習わなきゃなぁ。

参加証を持つ表情も、きりりとして頼もしいですね。

こうした取り組みが横手全体に広がって、みんなの顔が「オイシイって、楽しい!」って笑顔にあふれ、元気なまちになったらいいなぁ〜!
posted by: marketing | マーケティングから | 17:15 | - | - |-
クジラかやきの季節

「食と農からのまちづくり」のホームページ上に、「第7回おいしいアンケート」として、『じめじめとした梅雨、その後やってくる暑〜い横手の夏に食べたい郷土料理はなんですか?』とあるのご存知ですか?そして投票はお済ですか?

その中に「くじらのナスかやき」というのがあります。
「かやき?」
横手の方で、しかもある程度年齢を重ねた方はどんな料理か想像がつくと思いますが、中には「食べ物なのに火薬?」などと思われる方もいらっしゃるでしょう。

これは「貝焼き」が訛った言葉なんだそうですが、実際は貝を焼くのではなく、鍋料理のことを言います。

一般的に調理法というと、焼く、煮る、蒸す、炊く、揚げる、漬けるなどがあると思いますが、横手の場合「かやきにする」という調理法があるんですよ!

「かやき」は季節の野菜や、魚、肉、山菜などが入った大変ヘルシーな鍋のことです。
鍋は普通冬に食べられるものなんでしょうが、夏に食べる鍋もあるんですよ!
横手の今が旬な「かやき」は何といっても「クジラかやき」でしょう!

初夏のこの時期、「クジラかやき」の必須アイテムは「みず」。

みずは、しゃきしゃき感と、ちょっと粘る部分があって「かやき」になくてはならない存在です。
塩クジラの脂はコクを出し、みずはさっぱり感を醸し出す。絶妙なマッチングです!

他には豆腐、夏はナスが入ったりして、やさしい味噌味に仕立てられるのが定番です。

こちらは平鹿地域にあるお店の「クジラかやき」です。
ここのお店は、旬な山菜などを使ったお母さんの手作り料理が評判で、かなちゃん的には何でも「うめっ!」のですが、特に、この「クジラかやき」が目当で訪れる方も多いと思います。私はこのお店の「クジラかやき」が無性に食べたくなる時があります。想像するだけで幸せな気分になれます・・・ムフフ♪♪

「体がちょっと疲れているなぁ」と思う時には「クジラかやき」が超オススメ!
材料は、塩クジラ、みず、豆腐、ナスなど(野菜はお好みで)
作り方は、塩クジラを小さく切り、みずや豆腐、ナスをと一緒に味噌で煮込むだけ!

ほ〜らっ!超簡単でしょ!
と言いながら、自分では作ることがないかなちゃんです。

むか〜し、昔、ばあちゃんが本物の大きい貝殻を使って、よく「クジラかやき」作ってくれたっけなぁ。うちには家族の人数分貝殻があって、一人一人に「かやき」がつきました。
「えーっ、また、かやき!?」と子どもの頃は思ったものですが、今思えば贅沢ですよね。

懐かしい、懐かしい・・・あったくて、優しい味を想い出してしまいました。

posted by: marketing | マーケティングから | 17:30 | - | - |-
梅の里

今日は典型的な梅雨空。パソコンを打つ手もじめっとしてます。

梅雨「つゆ、ばいう」。
なんで、「梅の雨」って言うのでしょうか。語源は諸説あるようですが、一説に「この時期、梅の実が熟す頃だから」というのがありました。

梅・・・、横手には「梅の里」と呼ばれているところがあります。横手市大屋地区にその里はあり、そこでとれる梅は地名をとって「大屋梅」と呼ばれています。大屋梅の歴史は古く、今でも、樹齢100年〜500年の古木が100本以上残っているそうです。

梅の古木・・・、梅の里・・・。
いつも話が個人的なことに脱線して本当に申し訳ありませんが、どうしても言いたい!
私が青春時代猛烈に熱中して読んでいた漫画「ガラスの仮面」。1976年からはじまり、いまだ完結していませんが、その超盛り上がる場面に「梅の里・梅の木の精霊」が登場します!以来「梅の里」ってどんなところなのか一人空想していました。(どうでもいい話につき合わせて本当にスミマセン・・・。)

そしたら「梅の里」と呼ばれているところが横手にあると知り、なんだか嬉しくなってしまいました。

梅の実が熟すというこの時期、さっそく「梅の里」に行ってみることに。

立派な古木ですねぇ。梅の精霊が宿っていそうです。

この木の下に立ってみました。ふんわりと梅の爽やかな香りがしました。


梅の里を後世に残していくため立ち上げた「大屋梅保存会」があります。保存会は大屋の梅を、そして古くから受け継がれてきた梅の味を守り育てています。

保存会自慢の逸品を紹介します!
バァちゃんの味 大屋梅干し(添加物を使っていない優しい味。ごはん、おにぎりに最適)
バァちゃんの味 大屋カリカリ漬け(歯ざわりがよく、お茶請けに最適)
梅びしお(パンにはさんだり、マヨネーズとまぜたり使い道はいろいろ)

これらの商品は、こちらでお求めになれますよ!
■Web 「発酵のまち FTタウン よこて」 ft−town.jp
■道の駅十文字 横手発酵食ブース

帰り道、国道13号線を走っていたら、里から近い高速道路の下のため池に水連の花が咲いていました。

カメラのフレームを覗き込むと、極楽浄土の世界が広がっていました。
しばしうっとり・・・。
今日は梅の里といい水連といい、癒されたなぁ〜。

梅は「三毒を断ち、その日の難を逃れる」と昔から言われています。
なんかお守りみたいな食べ物ですね。

梅雨の季節は体調も崩れがち。
梅を食べて梅雨を乗り切りましょ!

梅を食べて「うめっ!」・・・、言っちゃった・・・、スミマセン。

posted by: marketing | マーケティングから | 16:20 | - | - |-
大人なまち よこて♪

ホップ ステップ、ジャーンプ!勢いよく、この青空に向かって飛んでいきたいっ!!!

ホップ、葉タバコの産地 横手大雄地区。
なんて不良な・・・いやいやっ・・・大人な香りのするまちなのでしょう!

大雄地区を通るとホップの棚が目に入ってきました。
いやぁ〜、こんなに暑いとキンキンに冷えたビールが飲みたくなりますねぇ!

ホップは、私の大好きなビールの原料のひとつで、苦味、香り、泡に重要なもので、雑菌の繁殖を抑え、ビールの保存性を高める働きがあるのだそうです。

やるなぁ!ホップめっ!。ビールにとって無くてはならない存在かぁ。
私もそんな存在になりたい。ビールたくさん飲んでホップにあやかろうっと。

大雄産ホップは平成20年度の収穫量がなんと!全国一位!
そんでもって、ビールの消費量も秋田県はいつも上位にランクされてます。
まぁなんて素敵な地産地消活動なんでしょう♪♪♪

大雄を通り過ぎ、横手境町地区に入りました。
ややっ、これはっ!黄金色に輝く稲穂・・・今は秋?そんな訳ないでしょっ!

よーっく近づいてみると、麦でした。

ホップがきて、次は麦・・・。
単純な私は、麦の種類も何もお構いなしに、ビール♪って思っちゃうわけですよ。(これは小麦だそうでビールの原料にはなりません。)

恥ずかしいお話ですが、私は麦畑を見るのは初めてです。素直に感激しちゃいました。田んぼに稲じゃなく麦の穂があるのって何だか不思議。日本なのに洋風な景色というか・・・。

横手にはいろんな景色があるんだなぁ。あらためて、そう思いました。

さて、いろんな事に思いを馳せ、かなちゃん、今夜は地産地消活動に精を出しますよ!

posted by: marketing | マーケティングから | 18:10 | - | - |-
シシリアンルージュ物語Vol.1

こんにちは。横手生まれの横手育ちかなちゃんです。

さて、イタリア生まれの横手育ち「シシリアンルージュ」の出荷が首都圏に向けて始まりました。

ここで皆さん「なぜ横手でシシリアン?」と疑問に思われるかもしれません。イタリアと横手が!?・・・いやっ、似ても似つかないでしょう!と思っていたらすっとこどっこい!昼夜の寒暖の差がるところ、真夏の温度が半端なく高いところなど気候的にも似ているところがあるんだそうです。

それに!なんといっても横手はトマトの名産地。秋田県内で生産量1位!トマト栽培の技術力が高いのです!

横手の自然環境と品種の生育の相性が非常に良いこと、そして栽培技術力の高さ、それらが相まって横手から「シシリアンルージュ」が誕生しました。

「シシリアンルージュ」
地中海で最も美しい場所シシリア島の(Sicilian)、最も美しい女神・ビーナスの口紅(Rouge)から連想し、その名前がつけられたそうです。

・・・素敵な名前。シシリアンルージュを食べるということは、ビーナスとキッスをすること。甘く濃厚なんでしょうね・・・。なんか変な妄想してしまいました。

出荷が始まる栽培農家さんの畑にお邪魔させていただきました。

「うぉーーー!!!すごい!うちの『ミネちゃん・バルちゃん』大丈夫かぁーーー!?」(※注 ミネちゃん・バルちゃんとは私が栽培しているシシリアンルージュにつけた名前)
プロに向かって素人が何を言ってるんだとお思いでしょうが、それぐらい圧倒される光景だったんです!

でも農家さんに言うには、これはまだまだ序の口、最盛期を迎える頃は農家さんをも圧倒するほど、シシリアンルージュが実をつけるそうです。


見てください!この鈴なりのシシリアンルージュを!真っ赤な小判みたいですね。


それで、これが収穫したもの。

きゃーっ、かわいい!手乗りシシリアン。

かわいいと言っておきながら、ひとつ食べてみることに。
「うめっ!」

生で食べても、十分甘くておいしいです。実はシシリアンルージュは生で食べるよりも調理に適した品種で、熱を加えることでよりおいしくなるトマトなんですって。

調理・レシピについては、「シシリアンルージュ物語Vol.2」でお知らせします!お楽しみに。

posted by: marketing | マーケティングから | 09:20 | - | - |-